街道をゆく？

大げさなタイトルはウソです。高野街道は数十歩通っただけです。今日はソウを連れて、立春大吉護摩に河内長野の法輪宝さんまででかけました。その途中で、山の公園があったのでより道してお散歩しました。
公園といっても山道の上り下りでけっこうな坂道でした。登りきってわかったのですが、山というより史跡で、もともと古墳だったところにお城が建っていたようでです。

ソウとの楽しみにトレッキングを始めることを今年の目標においている私。もともと山を登るのは嫌いではなかったけれど、アテルイとモレでは危険を伴うので実現しませんでした。
ソウに決めた理由のひとつがララママの犬とのアウトドアスタイルに憧れたからです。トレッキング、カヌー、キャンプ・・・
「絶対に人生の後半の趣味にするのだ」と堅い決心をしたのでした。
ソウと私の２人山歩きのイメージが今日少しつかめました。落ち葉の下り坂で「ギャー引っ張るな～」と叫びましたが、なんとなく行けそうな気がしました。
まずは、下り坂をがっつり支える高機能のトレッキングブーツを買うところから始めることにしましょう。
ソウはとても楽しそうに山を駆け上がりかけ下り、ぴょんぴょん跳ねていました。
ベンチですが、モレのイメージとはかなり違います。アテルイほどのフィールドワークではないけれど、動きがかなり敏捷なのは小柄なせいだけではないようです。
聞けば、ソウの血統は猟もこなしているそうです。なるほど納得。

さて、午後からの護摩焚きでは炎の傍らで読経し心に様々なことを念じました。本当は「何も考えない」状態を体験したかったのですが、百年早かったようです。
でも、法話では私の思うべきところの多くを聴くことができました。１年間忘れないように過ごさねば。
で、またどうして護摩なのかというと、これまた犬のご縁で知り合ったご住職が誘ってくださったからです。アテルイとモレのお別れの時、間違いを犯す寸前で止めていただきました。
偶然にも、この年末と年始で時を同じくして、新しい家族を迎えていました。
セントバーナードのグランデ君（３か月）です。まるで動くぬいぐるみです。

週末から縁を感じる再会や、その再会からまた新たな縁が生まれと、法話のお話そのものの充実した数日を過ごしました。
そして、ランでご一緒する約束をし、５時過ぎにご本尊を後にしました。ああ、いい一日だった。